福岡日中文化センターの、北京聨合大学での「夏季短期留学」は、今年で第６回目になりました。１９９９年に５名から始めたこの留学は、参加者は年々着実に増えて、今年は２５名に達しました。
８月１６日午後。雨の北京空港に降り立ち、夕刻には大学が歓迎会を開いてくれました
翌１７日からは、初級班と中級班に分かれて、朝８時から１２時までの４時間ビッシリ"中国語漬け"の留学生活が始まりました。
留学生活のもう一つの楽しみは、午後の自由時間を利用しての、北京の名所旧跡や町並み巡りです。今回は人数も増えたので、毎日二、三班に分かれて行動しました。慕田峪長城組と頤和園から運河の船旅組に。ある日は王府井コースと前門・大柵欄コースに分かれました。また胡同・四合院めぐりも郭沫若、梅蘭芳の故居がある静かなたたずまいの前海付近や、庶民の生活感が漂う瑠璃廠付近などと、出来るだけそれぞれの希望が叶うように、連日班長会や全体会を開きました。行動は遠距離でない限り、バス・地下鉄を利用して"目的地を伝えて切符を買う"楽しさ（？）を味わいました。
２５日。アッという間に短期留学も終わりました。「結束式」では口々に「留学がこんなに楽しいものとは思わなかった」「以前旅行社主催の短期留学に参加したけれど、"お客様"という感じで少しも面白くなかった。今度は"自分たちで留学した"と実感した」「来年も来たい」とニコニコ。
大学側も「来年といわず、毎年参加してください。特に２００８年の北京オリンピックは、大学の前の道路がマラソンコースになる予定です。福岡日中文化センターの参加者は年々増加しているから、２００８年には１００名を超えますかネー？」と、大爆笑。
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