75名の胡弓奏者が
  ステージいっぱいに

九州6県から劉福君さんの教室

 4月23日、福岡市で「二胡の夢のコンサート」が開かれました。
 福岡日中文化センター胡弓教室の劉福君講師は、9年前の熊本教室を振り出しに、現在では九州6県9ヶ所の教室で指導しています。この日は、劉さんの”永らくの夢”であった”全教室合同演奏会”が実現したのです。
 揃いの色鮮やかなチーパオ姿の75名の胡弓奏者が、ステージ一杯では足りずに、両袖まで広がっての開幕演奏は圧倒的でした。 バックには、揚琴、琵琶、中阮のほかにピアノ、ギター、ベース、ドラム、シンセサイザーも加わって、胡弓の音色も一層引き立てていました。 また、上海からは「特別貢献専門家」の称号を持つ二胡演奏家の王永徳さんも応援演奏に駆けつけ、「上海で中国の二胡愛好家と一緒に合同演奏をしましょう」と挨拶されました。
 日中文化センターからは、北川栄一さんをはじめ6名の受講者が参加して、この日に向かって積み重ねた練習の成果を、みごとに実現しました。 終了後、パーティが開かれ、大変にぎあいました。
 劉さんはあいさつの中で、「日中友好協会の協力を忘れることができない」とのべ、福岡県連の松山盛利事務局長に花束を贈りました。(三)



劉福君先生の「日中胡弓教室」は、毎月2回、熟練度に応じて3講座開講してしています。
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