昨年11月、日中うたう会の練 習日に「見学したい」と、中国人 の若い女性が日本人の旦那様 と連れ立ってたずねてきました。
  い、日本の童謡にもとても興味 があり、将来子どもに歌って聴か せたいそうです。
 榊泰子先生の指導にとても共感 し、
 彼女の名は、張紅苗さん。7年 前、遼寧省の丹東という町から、 日本語の勉強をするため来日。 この春、大学院を卒 業し、現在、公民 館で中国語を教え ています。人な つこく、お話好き の彼女は、尋ねて きたその日から、 うたう会のメンバ ーにすっかりとけ こみ、メンバーの 一人になり、平均 年齢を大きく下げました。
「楽しい、素晴らしい」と感激し きり。中国の歌を彼女に正しい発 音で教えてもらいながら、日本の 歌を私たちが教え 、一緒に歌う。
 今、うたう会は、まさ に、歌の日中文化交流の 場になってきています。 メンバーの中には、 「中国の歌の心をほん とに理解したい」と、今 年からセンターの中国語 講座に通い始めた人
 小さい頃から、歌うことが大好 きで、歌っているときが、ほんと に豊かな時間だといいます。彼女 が、中国の歌を口ずさむと、つい うっとり聴き入ってしまいます。
 日本や中国のいろんな歌を歌い た
  もいます。
 何事にも好奇心旺盛で意欲的な張 さん、これから、通訳士になりた いとか、そのためにももっと、中 国語も日本語も勉強したいそうで す。明るく、こぼれるような笑顔 で夢を語ってくれました。(留)

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