( 2008年 5月29日 掲載 )
　　
自然を楽しむ会たより
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第105回例会　「風師山軽登山」の報告

　4月6日（日）、午後から雨という予報だったが朝は薄曇り、ＪＲ小森江駅前に22名が集合。会長が1953年の水害の風師山大土石流の写真を見せながら挨拶。風師山登山口のある「子供のもり公園」まで20分ほど歩き、準備体操の後初参加者の紹介があり、班編成を行なった。公園には真っ白いオオシマザクラが満開だった。
　11時半過ぎに登山開始。葉裏の白いシロダモ、葉裏が薄緑のヤブニッケイ等の樹冠に覆われた登山道をゆっくりと登った。途中にヤツデやカミヤツデ（中国産）の集団生育が見られる。会長の説明を聞きながら休み休み歩いた。道がジグザグにつけられているせいか急傾斜をあまり感じない。途中にはハートの形をした葉に紫花のタチツボスミレ、白い花のツボスミレ（ニヨイスミレ）等が見られた。尾根の分かれ道に来て汗が出てきた。急な登り道を一気に登って風師山（362M）の頂上に12時10分ごろ 風師山から見た関門海峡 着いた。予報に反して天気は良くて関門海峡が眼下にくっきり見えた。会長から豊臣秀吉にまつわる「与次兵が瀬」の悲劇の話や新関門橋プラン等の説明を聞く。頂上から一旦下ってさらに登り12時40分「風頭岩」（364M）に着き昼食。ここには吉井勇の歌碑や登山家槇有恒の碑があった。そこへ粋なお兄さんが笛を吹きながら現れ数曲をプレゼントして疲れを癒してくれた。
　午後1時、記念撮影後下山を始めた。尾根を下り車道に出ると、道の両側にはソメイヨシノが満開で花見をしながらの下山だった。清澄公園で休憩して門司税関を経由し、ＪＲ門司港駅に3時過ぎに着き解散。各自自由行動でレトロの街を散策した。