( 2008年10月18日 掲載 )
  
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Img_20081016_02    第2回

 北京留学雑感
              
山口 忠志

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聨大前に地下鉄10号線「西土城駅」が開設

 今回の留学での印象を記します。聯合大学留学は4回目になります。
 1.北京の街並は見違えるほどきれいになり、到る所に緑や花が見られます。屋台や大学周辺の青空市場はなくなり、スッキリ・サビシクなりました。
 2.王府井や西単のまだ工事中の場所はキレイな塀や影絵で見苦しくないように工夫されています。
 3.有料のトイレにはお目にかかりません。公衆トイレも安心して利用できます。
 4.昨年までのおんぼろバスは全然見かけません。バス停も整備され、押しあいへしあいもだいぶ少なくなりました。地下鉄も空調が効いて快適です。昨年までのバスはどこへ行ったのでしょう。
 5.幸運にも(?)日本柔道の敗退をこの目で見ることができましたが、中国啦啦隊(応援団)の「加油(がんばれ)」は、有礼貌(礼儀正しい)でした。それにしても韓国の応援の元気良さはビックリものです。
 6.バスに乗ると「十有八九」席を譲られます。去年までは「十有六七」(?)。 私の老いが急なせいだけではなさそうです。
 7.售票員(チケット販売員)の笑臉に、石景山遊楽場で買票の際に遭遇しました。わずか数秒でしたが、印象的です。
 8.去年の授業では、百分之四十左右听得懂(聞き取れる)だったのが、今年は七十左右!老師們の教授能力が向上したからでしょうか?
 とに角現地での勉強をお薦めします。

 体験旅行「天津へ」
             星野 信

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新開通の北京〜天津新幹線「和諧号」

 留学半のばころ、想定外の「修学旅行」の話が持ち上がり、天津へ行くことになった。案内役は誰もいない。先ずは切符の購入から。開通したばかりの新幹線の発着駅「北京南駅」へ出向くことになった。予想以上の広さにまずビックリ。
 案内された窓口でガラス越しに、係員が示す液晶画面を見ながら「一等車、11人、往復」とカタコトの会話で購入。旅行日の2日前だったから購入できたものの、人気の観光地では往復券を購入していないと帰ってこられないことも分かった。
 世界最速の新幹線は振動もなく、北京〜天津間は僅か30分。周恩来記念館、古文化街を見てまわり、有名な「狗不理」で包子に舌鼓を打ち、天津駅に向かう。
 切符をなくして不安そうなAさんと一緒に、乗車できないかと駅員と交渉の末、粘り勝ちで許可を得た。みんなの英知を集めた実践の旅でした。


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